用語英訳問題に強くなろう!---その1

こんにちは。
CEL英語ソリューションズ最高教育責任者の江口裕之です。

そろそろ2007年度の通訳案内士(通訳ガイド)国家試験の受験に向けて学習を始められる方が多くなると思います。ここCEL英語ソリューションズでも秋のコースが始まりました。

2006年の試験を振り返ると、100点満点中15点を占めていた「用語英訳問題」の難易度が比較的高く、しかも通訳ガイドとしての「現場」を意識したものに変化してきたことが特筆できるでしょう。難しくはありますが、従前の試験内容に比べると「実用的」と思われます。

そこで、通訳ガイドの現場に関する用語でCELの授業や教材で扱ったものをシリーズにしてお届けいたします。2007年度の試験に向けて準備をされている方は、ぜひ参考になさってください。

まずは次の5問です。英語に訳してみましょう。

●設問

(1) 迂回路
(2) (タイヤの)パンク
(3) 祝儀(しゅうぎ)
(4) 送迎バス
(5) 箸休め

●解説&解答例

(1) 迂回路:detour
→「ある場所を避けて遠まわりする路」を言いますが、英語ではdetourと言います。ついでに「遠回りをする」という意味のmake a detourという連句も覚えておきましょう。

(2) (タイヤの)パンク:flat / puncture
→日本語の「パンク」の語源はpunctureです。「パンクした」という意味ではI have a flat tire. / I got a flat [puncture]. と言います。「パンク」をそのままpunkと訳すと1970年代中頃から流行ったパンク音楽を指しますので注意(笑)。

(3) 祝儀(しゅうぎ):congratulatory money gift
→このような日本独特の用語の場合、意味を考えて自分で訳を作る必要があります。祝儀とは「祝意を表すために贈る金銭や品物」ですが、金銭に絞って書いたほうが簡単でしょう。「祝意を表すための」の意味のcongratulatoryさえ思いつけば簡単です。

(4) 送迎バス:courtesy bus
→これは知らないと書けないですね。shuttle busでは「特定の経路を定期的に往復するバス」で有料のものもありますから、やや意味が足りないようです。

(5) 箸休め:small dish served in between main dishes
→こうなると創作という感覚ですね。国語辞典では「食事の間に、味や気分を変えるためにつまむ、ちょっとしたおかずや珍味など」となっていますので、できるだけ簡単に主要ポイントを書き出します。ここでは、「ちょっとした」「小料理」で「食事の合間に出されるもの」となるでしょう。このように、有効解答を得るカギは、日本語の意味をきちんと知っていることと、日頃から英語ではこのような発想になるという英語センスを磨いておくこと、の2点が大切でしょうね。

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画像

我が家の a small dish served in between main dishes
白菜(Chinese cabbage)を昆布(kelp)と鷹の爪(red pepper)と一緒に塩漬け(salted pickles)にしました。我が家ではたっぷりの削り節(dried bonito flakes)とすり胡麻(ground sesame)をかけて醤油を用いずにそのまま食べるのが習慣です。
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では、また次回をお楽しみに。

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